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 12月5日に解禁される琵琶湖のアユ漁を前に、漁師たちの表情がさえない。今年8月までだった前の漁期が記録的な不漁で、まだ原因がはっきりしないせいだ。小ぶりのアユは佃煮(つくだに)や甘露煮に重宝され、各地で養殖や放流用の需要も大きい。滋賀県などが不漁の原因解明に乗り出している。

 「60年ぐらいアユ漁をやっていて、こんな不漁は記憶にない」。琵琶湖の西側、同県高島市の今津漁業協同組合長の岡本和夫さん(77)は力なく話す。

 解禁後1カ月で例年500キロ、多ければ1トンとれるが、昨年12月は約100キロにとどまった。出漁も3日に1回ほどに減らした。「今年も期待より不安の方が大きい」と岡本さん。

 県によると、昨年は平年の約2…

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