[PR]

 日本郵政が14日発表した2017年9月中間決算は、売上高が前年同期比2・7%減の6兆3796億円、純利益は同20・3%増の1801億円だった。豪州物流大手トールの減損処理を一括して済ませたことなどで日本郵便の純損失が116億円改善したほか、ゆうちょ銀行が円高の時期に買っていた米国債が満期を迎えたことで487億円の為替利益が発生した。

 かんぽ生命保険の新規契約が同30%減ったことが、売上高を約2800億円押し下げた。一方、海外の証券などの運用が好調で、純利益はかんぽ、ゆうちょ銀行ともに前年同期を上回った。

 日本郵便は6月に郵便料金を値上げした効果に加え、ゆうパックの取扱量が26・2%増え、売上高が拡大。トールの減損処理を17年3月期に済ませ、16年9月中間決算では105億円を計上していたのれん代の償却が不要になった影響もあり、赤字を減らした。(上栗崇)

こんなニュースも