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 せきが長い間続く百日ぜき。乳児が感染すると重症になり、呼吸が止まったり、脳症になったりすることがある。近年は乳児よりも大人の患者が多い状態が続いている。大人は症状が軽いため、気づかないうちに「感染源」となる恐れがある。専門家は、せきが続く場合は早めの医療機関への受診を呼びかけている。

乳児は症状重く、大人は軽め

 東京都文京区の男児(5)はせきが続いたため、昨年4月下旬にかかりつけの小児科でせき止めを処方してもらった。気管支が弱かったため、母親(40)はそのためと考えていた。

 しかし、その後もせきは治まらなかった。息が苦しそうで、せきとともに吐いてしまうこともあった。5月下旬、再びかかった小児科で百日ぜきを疑われ、抗菌薬の処方を受けた。感染を予防するワクチンは打っていたが、免疫が落ちていたとみられる。

 男児の症状は次第に治まったが…

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