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 米サンフランシスコ市議会は14日、中国系米国人らの民間団体から、市内に建てた旧日本軍の慰安婦像と、その維持費の寄贈を受ける議案を全会一致で可決した。

 慰安婦像は3人の女性が背中合わせに手をつないでいるデザインで、今年9月、民間団体がサンフランシスコ市内に建てた。市議会が受け入れの議案を可決したことで、実質的に慰安婦像は市の所有となる。像が建てられた土地はもともと民有地だったが、10月中旬に市に譲渡されている。

 サンフランシスコ市と姉妹都市提携する大阪市の吉村洋文市長は、「数十万人の女性が性奴隷にされた」という像の碑文が「日本政府の見解と違う」などとして、「像をパブリックスペース(公共の場所)に置くなら関係は解消する」と宣言している。議案が可決されたことで、姉妹都市提携が破棄される可能性が高まった。(サンフランシスコ=宮地ゆう