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 神奈川県座間市で9人の遺体が見つかった事件で、死体遺棄容疑で逮捕された白石隆浩容疑者(27)が、被害者の女性から得た現金で、遺体を保管するクーラーボックスなどを購入していた疑いがあることが、捜査関係者への取材でわかった。警視庁は現金を受け取った経緯や具体的な使途などについて詳しく調べている。

 捜査関係者によると、現場アパートを借りるため、白石容疑者は神奈川県厚木市の女性(21)から51万円を受け取り自らの口座に入金。8月22日の入居後、女性をアパートに招き、9人のうち最初に殺害したと供述している。

 クーラーボックスや遺体を一時保管していた冷蔵庫などについて「1人目を殺害した後に買った」と説明し、その後も殺害の前後に買い足していたという。警視庁は、口座の出入金記録などから、女性から受け取った現金をこれらの購入に充てていた可能性が高いとみている。

 またアパートからはミキサーも見つかり「解体に使おうと思ったが、音がすごいのでやめた」と話しているという。白石容疑者は、被害者から500円から50万円ほど奪ったと供述している。「金目的だった。楽に暮らしたかった」とも話しており、警視庁が詳しい動機を調べている。