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 神戸製鋼所の検査データ改ざん問題で、原子力規制委員会は15日、再稼働した九州電力川内原発1、2号機や関西電力高浜原発3、4号機、四国電力伊方原発3号機などを含む5原発9基で、安全上重要な設備に神鋼製の部品などが使われていたとの電力各社の報告を公表した。ただ、不正な製品は含まれておらず、安全上の問題となるものではないという。規制委は、他電力会社にも使用状況の確認を求めている。

 報告によると、再稼働した3原発5基のほか、近く再稼働が計画されている関電大飯原発3、4号機と九電玄海原発3、4号機でも、原子炉格納容器などに神鋼製品が使われていた。各社は、データの改ざんがあった製品ではないとしている。神鋼の溶接部品は国内シェアが高く、多くで使われているという。

 規制委は問題発覚後、電力各社や電気事業連合会に対し、安全上重要な施設で神鋼製品が使われている場合は速やかに報告するよう求めていた。