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 白山市の耕作放棄地を活用し、羊を放牧して育てる取り組みが進んでいる。来年には今年放牧した羊から子羊が生まれる見込みで、「白山生まれ白山育ち」の子羊が草をはむ姿が見られそうだ。住民らは羊のいる風景の魅力やラム肉の増産を地域おこしにつなげることを期待している。

 住民たちは今年の夏から秋にかけ、同市木滑(きなめり)の耕作放棄地や白山一里野温泉スキー場でメスの羊10匹を放牧して育てた。県が創設したファンドを活用して住民らでつくった「白山麓羊推進協議会」が昨年、岐阜県内の農場から購入した羊たち。冬を越すためにいまは同市瀬木野町の元酪農家、浦久美子さん(67)の畜舎で過ごしている。

 一緒に購入したオス羊らとの繁殖を試みたところ、交配した形跡があり、来年1~3月には出産が期待できるという。白山麓羊推進協議会長の田島一三さん(69)は「羊を増やして地域になりわいをつくりたい」と話す。

 取り組みのきっかけは、県立大…

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