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 経団連は来年5月に任期満了となる榊原定征(さだゆき)会長(74)の後任を、副会長で日立製作所会長の中西宏明氏(71)とする方向で調整に入る。年内に人事を固め、年明けに内定する。新会長の任期は来年5月から2022年までの4年間。中西氏が就任すれば、初の日立出身の会長となる。

 中西氏は海外経験が長い国際派。日立副社長からグループ会社に転じ、リーマン・ショック後の経営危機で日立会長兼社長に就いた川村隆氏(現・東京電力会長)の求めで副社長として復帰。経営改革をともに担い、10年に社長に就いた。海外でのインフラ事業拡大などに力を注いだ。14年から経団連副会長。政府の未来投資会議の民間議員で、安倍晋三首相とも親交が深い。

 経団連会長は副会長経験者から選ばれるのが慣例で、元東レ社長の榊原氏はメーカーのトップを務めた経営者を後任とする意向を示していた。(山口博敬)

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