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 河野太郎外相は18日、神奈川県平塚市内で講演し、中国の経済圏構想「一帯一路」について「オープンに(港湾設備などを)誰でも使えますよという形でやってくれれば世界経済にとって非常にメリットがある」と述べ、条件をつけながらも中国の構想に前向きな評価を示した。

 河野氏は「一帯一路」について、「色んな国にもきっとメリットはあるんだろう」としつつ、「問題は、この港は俺が造ったから他の人に使わせないということになるとダメだ」と指摘。そのうえで、日米両国が共通戦略として打ち出した「自由で開かれたインド太平洋戦略」に触れ、「中国もぜひ協力してくださいと呼びかけている」と語った。

 さらに、8月の中国の王毅(ワンイー)外相との会談冒頭、記者団を前にして中国の海洋進出を懸念した河野氏を「失望した」と批判した王氏に対し、河野氏が「中国には大国としての振る舞いを身につけていただく必要がある」と反論したやり取りを披露。「いきなりテレビの前で説教されたから、こっちもひと言、言ってやろうと思ってああいうやり取りになった」と振り返った。(田嶋慶彦)

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