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 「東京版・光の教会」で本物の結婚式――。東京・六本木の国立新美術館で開催中の建築家・安藤忠雄さん(76)の個展では、大阪府茨木市に立つ代表作の「光の教会」を原寸のコンクリート造で再現展示している。19日朝には、冷え込みの厳しい中で結婚式があった。

 挙式は、安藤さんと青木保館長の発案。両氏と縁のある会社員同士のカップルが、壁に開いた十字のスリットから光が差し込む厳粛な空間で、門出を誓った。写真家の森山大道さんも参列し、撮影に挑んだ。

 式の後、新郎は「ここで挙げられるなんてびっくりですね」、新婦は「サポートしてくれたみなさんに、ありがとうと言いたいです」と話した。

 「安藤忠雄展 挑戦」(朝日新聞社など主催)は来場者がすでに15万人を超えている。12月18日まで。(編集委員・大西若人