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 滋賀県野洲市の住民投票が19日告示された。JR野洲駅前への市立病院建設計画の是非を問う。26日に投票され、投票率が50%以上あれば即日開票される。

 市内に公立病院はなく、市は唯一の民間総合病院「野洲病院」に年1億円を支援してきたが、野洲病院は多額の債務を抱え、建物も老朽化。市は今後の高齢化などを見据え、野洲駅前の市有地約5500平方メートルに約91億円をかけて市立病院を建てる計画を2011年から進めてきた。21年春の開院を目指している。

 ところが市議会は財政面の不安などを理由に関連予算案を否決。昨年10月に山仲善彰市長は建設推進を掲げて3選を果たしたが、その後も関連予算案が4回否決された。反対派の市議が「市民の意思を確認する必要がある」などとして住民投票の実施を提案し、今年9月に可決された。

 ただ、今年10月の市議選で推進派が多数を占めた。反対派も市立病院を建てる必要性は認めつつ、財政面の不安に加え、「駅前はにぎわいを生む施設や広場に使うべきだ」などと立地の変更を求めている。(八百板一平)

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