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 那覇市で19日、米海兵隊員が酒気を帯びて運転中に死亡事故を起こし、自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死)などの疑いで沖縄県警に逮捕された事件を受け、在日米軍司令部(米軍横田基地)は20日、日本に駐留する全米軍人の飲酒を禁止したと発表した。沖縄の米兵は外出も禁止された。

 在日米軍司令部によると、沖縄にいる米兵は基地と自宅以外への出入りが禁じられ、バーやクラブだけでなく自宅での飲酒も禁止された。沖縄以外の国内の米兵による基地内外での飲酒や酒の購入も禁じたという。期限は定められていないほか、飲酒とそのリスク管理についての研修に、国内全米軍人と米政府関係者の出席を義務づけるとしている。

 那覇署によると、米軍キャンプ・キンザー(浦添市)所属の上等兵ニコラス・E・ジェームズマクリーン容疑者(21)は19日早朝、那覇市泊2丁目の国道58号交差点で2トントラックを運転し、那覇市宇栄原2丁目、会社員平良英正さん(61)の軽トラックと衝突、平良さんを死亡させた疑いがある。同容疑者は左腰に擦り傷を負った。呼気からは基準値の3倍近いアルコールが検出された。上等兵側は赤信号だったとの複数の目撃証言がある。

 翁長雄志知事は20日、県庁で記者団に対し、事件について「毎回同じことの繰り返しで言葉を失う」と強い不快感を示した。

 

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http://www.asahi.com/apital/medicalnews/focus/(小山謙太郎)