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 22日午前0時40分ごろ、大阪市平野区喜連西6丁目の阪神高速松原線の下り線で、タクシーと大型トレーラーが衝突した。タクシーの乗客男性2人のうち1人が死亡し、もう1人が重体、運転手の男性(62)も重傷を負った。大阪府警はトレーラーの運転手を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)の疑いで現行犯逮捕し、発表した。呼気から基準値を超えるアルコールが検出されたという。

 高速道路交通警察隊によると、逮捕されたのは香川県観音寺市の運送会社「三豊(みとよ)運送」社員の篠原正容疑者(55)=愛媛県新居浜市。「後方をしっかり確認しなかった」と容疑を認めているという。過失運転致死傷に容疑を切り替え、道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いでも調べる。

 亡くなった乗客は大阪府柏原市の不動産会社役員田中義男さん(74)。現場は片側2車線の直線道路で、大型トレーラーが車線変更し、右側の追い越し車線を走行していたタクシーに衝突。タクシーは中央分離帯と大型トレーラーに挟まれる形でしばらく走り、街灯にぶつかって停止した。乗客の2人は後部座席にいたという。

 三豊運送によると、篠原容疑者は愛媛県新居浜市の営業所の所属で、鋼材の運送で名古屋市に向かう途中だった。事故の影響で、下り線の喜連瓜破―三宅間が約3時間、通行止めになった。