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 観光地で撮影した写真を使って自分だけの観光パンフレットを作るシステム「KadaPam/カダパン」を香川大工学部の研究室が開発した。小豆島の名所をフォトラリーの感覚で巡り、ガイドブックを作ってもらう社会実験を3日まで実施している。

 開発したのは、観光支援システムの研究などに取り組む香川大工学部の八重樫理人准教授(42)の研究室。中心を担った大学院工学研究科の宮川怜さん(24)は、観光地から帰ったら捨てられてしまうことも多いパンフに注目し、自分だけのパンフを作れば思い出として振り返ることでリピーターになったり、SNSで共有することで新たな観光客の誘致につながったりすると考えた。

 社会実験は小豆島町との共同事業で11月3日に始まった。寒霞渓などを巡る「山」、二十四の瞳映画村などを巡る「岬」、エンジェルロードなどを巡る「海辺」の三つのモデルコースを設定し、それぞれ基本となる観光パンフを作成。観光客は各コース5カ所で基本パンフと同じ構図の写真をスマホで撮り、専用サイトにアップする。画像認識技術で背景が一致すれば写真が置き換わる仕組みだ。自分だけのパンフはデータとして残るほか、小豆島ふるさと村で印刷もできる。

 学生らは社会実験期間中の土日…

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