2017年11月24日13時37分
ヤフー(東京)が昨年、電子書籍配信会社を子会社化するために行った株式公開買い付け(TOB)を巡り、配信会社関係者の知人が公表前の内部情報を使ってインサイダー取引をしたとして、証券取引等監視委員会が金融商品取引法違反の疑いで強制調査に乗り出したことが、関係者の話でわかった。
関係者によると、配信会社は東証1部上場のイーブックイニシアティブジャパン(東京)。ヤフーが昨年6月にTOBの実施を発表し、同8月に子会社化した。このTOBに関連し、イー社関係者の知人がインサイダー取引で数千万円の利益を得ていた疑いがあるという。
イー社は漫画を中心にした電子書籍を販売している。担当者は「今年9月に強制調査を受けた。監視委の調査に協力していきたい」と話した。
イー社の株価は、TOB発表日には679円だったが、ヤフーが850円での買い付けを発表したため急騰。4日後に857円となった。
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朝日新聞社会部