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 医薬品でなく、病気治療などの効能がない清涼飲料水を販売する際に、「がんが治った人がいる」などと告げたとして、消費者庁は24日、健康食品などを販売する「フォーデイズ」(東京)に対し、特定商取引法違反(不実告知など)で6カ月の取引の一部停止を命じた。同社の年間売上高は429億円(2017年3月期)で、特商法に基づく処分では最大規模という。

 発表によると、同社は会員が商品の販売をあっせんする連鎖販売取引(マルチ商法)を展開。16年10月以降、清涼飲料水の「ナチュラルDNコラーゲン」(1本720ミリリットル入りで税抜き8600円)を販売する会員が、「がんが治った人もいる」「目が治る」など、病気の治療や症状の改善ができるかのように告げた。販売時に社名なども明らかにしなかった。

 消費者庁は同社に、商品には病気治療などの効能がないことを購入者に通知するよう指示。同社は「真摯(しんし)にうけとめ、再発防止に努める」とコメントした。(末崎毅)