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 国内最大のツルの越冬地、鹿児島県出水市の出水平野で25日、県ツル保護会による羽数調査があり、総数は1万5360羽で、21季連続の「万羽鶴」となった。

 調査は、地元の中学生ら約100人が午前6時ごろから始めた。ツルはナベヅルが最多の1万4907羽、次いでマナヅル434羽などが確認され、水田でエサをついばんだり、悠然と空を舞ったりしている。

 調査は例年6回計画しているが、昨年は高病原性鳥インフルエンザウイルスが相次いで検出され、1回だけ。今年は雨などで2回の調査が中止になっていた。

 鶴荘(かくしょう)学園ツルクラブ部長の荒木乃於(なお)さん(14)は「数が増えるのはうれしいが、感染症のリスクも高まるので、分散化に向けて何ができるか考えていきたい」と話していた。(城戸康秀)