てんでんこ 皇室と震災・第3部24

 今回の連載で、天皇、皇后両陛下が被災地訪問にあたり、時に意思を示して積極的に行動してきた事例を紹介してきた。そうした能動的な両陛下の姿は、いまの憲法が規定する「象徴天皇制」に適したものなのだろうか。

 憲法学者である西村裕一(にしむらゆういち)・北海道大准教授(36)は「具体的ないまの天皇という人物と憲法が考える天皇像とが、究極のところで相いれないものになっている」と述べる。

 憲法上、天皇は「国事行為のみ…

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