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 北朝鮮が29日未明、9月以来となる弾道ミサイルを発射したが、今回は全国瞬時警報システム(Jアラート)は流れなかった。情報伝達は、政府の内閣官房が日本の領土・領海に飛来する可能性があると判断した場合に限られる。今回のように日本列島の手前の排他的経済水域(EEZ)内に落下すると判断されれば流れない。

 総務省消防庁によると、今回のミサイル発射について、29日正午現在、自治体側からの問い合わせはないという。

 これまで北朝鮮の弾道ミサイル発射でJアラートが流れたのは4度。12年、16年の対象は沖縄県のみで、今年8月29日、9月15日は北海道から長野県にかけての12道県(計617市町村)を対象に避難を呼びかけた。前回の9月15日の弾道ミサイルは、北海道の上空を太平洋に向けて通過し、襟裳岬の東約2200キロの海上に落ちたとみられる。