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 台風5号の大雨で登山道が崩落するなどして全山で入山規制が行われている大月市の岩殿山(634メートル)について、石井由己雄市長は29日開会した市議会定例会の所信で、来月7日に一部を除いて入山規制を解除すると発表した。

 規制が解除されるのは大月駅に最も近い南側の強瀬、西側の畑倉各ルートなどで、東側の岩殿ルートは規制が継続される。当日は午前9時20分から中腹の「ふれあいの館」周辺で記念行事を行い、市民らが桜の苗木を植樹する。

 市内では8月7日午後に時間雨量が100ミリ近い豪雨を観測。岩殿山では複数箇所で土砂崩れが発生し、登山道も強瀬ルートで路肩が大きく崩落したため、市は「山全体が不安定な状態にある」として全山で入山規制を実施。岩殿山が首都圏などからの日帰り登山の人気コースで市のシンボルでもあるため、崩落現場の東側に迂回(うかい)路を設けるなどの復旧工事を急いでいた。

 延長約130メートルの迂回路が完成し、登山口に通じる国道139号も復旧工事が進み岩殿山側歩道の通行が可能になったことから、入山規制を解除することにした。