「ブサかわ犬」(不細工でかわいい犬)として人気の秋田犬「わさお」の飼い主として知られる菊谷節子(きくや・せつこ)さんが11月30日、間質性肺炎のため青森県弘前市内の病院で死去した。73歳だった。通夜にあたる前夜祭は8日午後6時、葬儀にあたる告別祭は9日午前11時、青森県鰺ケ沢町本町209の2の鰺ケ沢町山村開発センターで開かれる。喪主は長男の忠光さん。

 鰺ケ沢町でイカ焼き店を経営していた菊谷さんは2007年秋、近くの商業施設の駐車場でわさおを拾った。イカ焼き店の看板犬となったわさおは、08年にブログやテレビで紹介され、人気者になった。10年に町特別観光大使となり、11年には主演映画が公開され、日本ユネスコ協会連盟の世界遺産活動特別大使「犬」(ワンバサダー)も務めた。

 菊谷さんは13年春ごろに体調を崩して入院。わさおは寂しさによるストレスで、夏毛が生えずにほっそりとした時期もあったが、菊谷さんが退院するとすぐに毛が生えた。