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 串本町・紀伊大島の樫野埼灯台周辺に広がるスイセンの群生地で近年、株の密集が原因で咲き具合が悪くなってきたため、町観光協会スタッフやボランティアらが球根の植え替えを進めている。「日本灯台の父」と呼ばれる英国人技師が19世紀に植えたことに由来するとされ、関係者は「冬の風物詩を大事に守っていきたい」と話している。

 灯台周辺のスイセンは、設計士として日本に滞在していた英国人リチャード・ヘンリー・ブラントン(1841~1901)が故郷を懐かしみ、球根を取り寄せて灯台完成の1870年ごろに植えたのが始まりとされている。

 その後、地元関係者らが手入れをし、株を少しずつ増やしてきた結果、株数は少なくともニホンスイセン10万株、セイヨウスイセン2万株にまでなった。しかし、株が密集しすぎてしまったことで、花が年々咲かなくなってきたという。

 そこで観光協会や町は昨年度か…

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