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 第71回福岡国際マラソン選手権(朝日新聞社など主催)は3日、午後0時10分にスタートする。今大会には2012年ロンドン五輪を制したスティーブン・キプロティク(ウガンダ)が初出場。五輪の金メダリストが、メダル獲得後に福岡国際に出場するのは00年シドニー五輪で優勝したゲザハン・アベラ(エチオピア)以来となる。アベラは五輪後、55回(01年)、56回(02年)に出場して優勝した。

 キプロティクはロンドン五輪の翌年のモスクワ世界選手権でも優勝。マラソンで五輪と世界選手権の両方で勝ったのはアベラとキプロティクだけという共通点もある。

 ただ、キプロティクは世界選手権以後、4年間マラソンでの勝利がない。昨年のリオデジャネイロ五輪は14位に終わった。それでも本人は「私以外の選手もみんな勝ちたいと思っている。条件がそろえば私の番が来る」と淡々。今年4月のハンブルクでは2時間7分31秒で2位に入り、今大会は2時間6分33秒の自己記録更新を目指す。

 ロンドン五輪の頃は、ウガンダの選手でマラソンの参加標準記録を突破していたのはキプロティクだけ、だったという。それが今年の世界選手権に向けては12人ほどが突破。「私が勝ったことで、真剣にマラソンに取り組む選手が増えた」。レース後の5日には、20年東京五輪の時に事前合宿地候補になっている長野県立科町(白樺高原)に立ち寄り、ウガンダの“スポーツ大使”的な役割を果たす。(堀川貴弘)

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