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 今年最も大きく見える満月が3日夜、師走の夜空に輝いた。国立天文台によると、見かけ上で今年最小だった6月9日の満月と比べて1割以上大きく、約3割明るかったという。東京都中央区では3日午後5時すぎ、高層ビルの上にオレンジ色のお月様が姿を現し、冷え切った夜の街をまぶしく照らしていた。

 月は楕円(だえん)の軌道で地球を回っていて、その距離はおよそ35万~40万キロの間で変化する。近いと大きく明るく、遠いと小さい。この夜は約35万8千キロで、今年の満月で最も近かった。

 次の満月は1月2日で、来年中で地球に最も近く、「最大」になる。その次の1月31日の満月では、月が地球の影に隠れる皆既月食が全国で観察できる。(東山正宜