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 無料通信アプリ「LINE(ライン)」で中学1年の女子生徒に「自画撮り」させた裸の画像を送らせてばらまくと脅し、性的暴行を加えたとして、大阪府警は5日、住所不定の無職入江和樹容疑者(35)を強姦(ごうかん、現・強制性交)の疑いで逮捕した。容疑を認めているという。

 四條畷署によると、入江容疑者は6月、府内の駐車場に止めた車の中で女子生徒を強姦した疑いがある。女子生徒とはSNSを通じて知り合い、4~5月、女子生徒の弱みにつけこんで脅し、顔も入った裸姿の画像をスマートフォンからLINEで送るよう要求。送信させた画像を「ばらまく」と脅して呼び出したという。

 入江容疑者はこの画像を複数の知人に送信していた疑いもあり、府警は児童買春・児童ポルノ禁止法違反(提供)容疑でも調べている。入江容疑者は7月、出会い系サイトで知り合った別の女子中学生への強姦容疑などでも逮捕、起訴されている。

 警察庁によると、裸の画像を送信させられる「自画撮り被害」に遭った子どもは2012年の207人から増え続け、16年は480人。うち253人が中学生、188人が高校生で、スマホでSNSなどを使って被害に遭う例が多いという。東京都や兵庫県は、18歳未満をだますなどして裸の画像などを要求する行為を罰則付きで禁じる条例を検討している。