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 「まだ抜けない」「めっちゃ長い」。市川三郷町大塚地区の伝統野菜「大塚にんじん」を5日、町立大塚小学校の児童約50人が収穫した。6月の種まきや夏の草取りも担った。温泉施設「みたまの湯」駐車場で9日に開く収穫祭で、児童らが販売するという。

 「大塚にんじん」は1メートルほどもある長さが特徴。「のっぷい」と呼ばれるきめ細かい土のおかげで、味が濃く栄養も豊富だという。生産者が一時減ったが、旧三珠町時代からの町職員や関係者の努力で再び地元の特産となった。

 桜井みゅうさん(5年)は収穫作業を「楽しいと言うより、太くて長くて抜きづらかった」。7人がかりで大きなニンジンを抜いた内藤良介さん(6年)は「抜けた時は、『やった』という感じでした」と話していた。(渡辺嘉三)