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 北朝鮮が11月29日に発射した大陸間弾道ミサイル(ICBM)をめぐり、香港のキャセイパシフィック航空は5日までに、日本上空を飛行していた航空機の乗務員がミサイルとみられる物体を目撃したと明らかにした。韓国の大韓航空機の乗務員も光を見たといい、いずれも日本の航空管制機関に報告したという。

 キャセイ航空によると、米サンフランシスコ発香港行きのCX893便の乗務員が11月29日未明、大気圏に再突入するミサイルとみられる物体を目撃。旅客機はミサイルから遠く離れており、飛行への影響はなかった。同社は「飛行ルートを変更する予定はない」としている。

 5日付の香港紙サウスチャイナ・モーニングポストは「ミサイルが爆発してバラバラになった」とする乗務員の目撃情報を伝えた。

 また大韓航空によると、11月29日未明、日本の領空を飛行していた同社の旅客機2機が「光を見た」と東京の管制機関に報告した。管制機関から特に指示はなく、予定通り韓国の仁川空港に到着した。北朝鮮が発射したミサイルに関連する光の可能性がある。(深圳=益満雄一郎、ソウル=武田肇