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 なぜ眠るのか。寝ている間に体の中で何が起きているのか。実はいまだによくわかっていない。

 「説明しうる新たな仮説は出ている」と話すのは、筑波大国際統合睡眠医科学研究機構の桜井武教授。仮説の一つが、睡眠中に脳の老廃物が掃除されているという説だ。「グリンパティック・システム」という。

 全体の20~25%のエネルギーを使う脳は老廃物も多く出る。その除去作業は睡眠中ほど活発という。睡眠中のマウスの脳では、老廃物を洗い流す体液の通り道が覚醒時より6割広がっていた。米国のチームが2013年に米科学誌サイエンスに発表した。桜井さんは「店が営業を終えてから掃除するイメージ」という。

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