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 歌手の森高千里さんのヒット曲「渡良瀬橋」で歌われ、2012年に焼失した栃木県足利市の八雲神社が再建される。焼失を惜しむ全国のファンらから寄付金が寄せられ、復活の運びとなった。新社殿は13年の伊勢神宮の式年遷宮で出た古材を譲り受けて移築し、9、10両日に落成式が行われる。

 八雲神社は平安時代の歴史書にも登場する古い神社。森高さんが歌詞を手掛けた1993年のヒット曲「渡良瀬橋」に登場し、全国からファンが訪れる観光名所となった。

 森高さんは歌詞に使う語感のいい地名を地図を眺めながら探していて、渡良瀬川に目をとめた。デビューしたばかりの89年に足利市でのライブに招かれたことがあり、渡良瀬橋にも来たことがあったという。

 だが、神社は2012年12月、火災で全焼。焼失を知った森高さんはオフィシャルサイトで火災に触れ、各地のコンサートで再建への募金を呼びかけ、集まったお金を寄付した。神社の参拝者用に置かれているノートには、焼失後も「大阪から来ました歌のファンです。一日も早い再建を願っています」などの書き込みが絶えなかった。

 宮司の桜木宏紀さん(77)に…

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