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 JA紀南と田辺市でつくる「紀州田辺うめ振興協議会」は6日、梅酢の中にあるポリフェノールという物質に風邪やインフルエンザの症状を抑える効果があることを人への臨床試験で確認した、と発表した。

 ポリフェノールは赤ワインなど様々な食品内にある化合物で、梅干しを漬ける際に出る液体の梅酢にも含まれている。協議会は2013年に梅酢由来のものに抗ウイルス性があることを細胞実験で確認。昨年12月~今年2月に和歌山大学や県立医科大学の研究者らの協力を得て、住民を対象に臨床試験を実施した。

 梅酢ポリフェノールを入れた顆粒(かりゅう)剤を使ってうがいをした151人のグループと、入れない顆粒剤を使った144人のグループを比べた結果、風邪やインフルエンザにかかった人数はともに約150人(複数回罹患〈りかん〉は累計)と差はなかったが、鼻水、くしゃみ、頭痛、せき、発熱といった症状の積み重ねを見ると、ポリフェノールのグループの1人あたり症状数は8・0、ないグループは10・3と差が生じた。1日のうがい回数が増えるほどその差は最大3・7まで広がった。副作用を訴える人はいなかった。

 JA紀南などは試験データをも…

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