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 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ上位6人で争うGPファイナルは7日、名古屋市の日本ガイシホールで開幕する。日本勢では男子の宇野昌磨(トヨタ自動車)、女子の樋口新葉(東京・日本橋女学館高)、宮原知子(関大)が出場する。

 男子では4連覇中の羽生結弦(ANA)が右足首のけがで進出を逃した。昨季世界選手権の上位6人のうち、出場するのは同2位の宇野昌磨と同6位のネーサン・チェン(米)だけ。宇野は地元・名古屋での開催に、初優勝の期待がかかる。2人による一騎打ちが予想されるが、4回転ジャンプの出来が勝敗を分けそうだ。

 高難度の4回転ルッツジャンプを得意とするチェンは今季GPシリーズで2勝している。7日の公式練習でも4回転ルッツを何度も成功させるなど、好調をうかがわせた。フランス杯では練習不足で2位だった宇野は、フリーで再び4回転サルコーに挑む。GPファイナルに向けてジャンプを重点的に練習したといい、「地元開催でたくさん期待されると思うので、少しでも応えられるように精いっぱいの演技をしたい」。

 女子ではGPファイナル2連覇中のエフゲニア・メドベージェワ(ロシア)が右足甲の骨折で欠場。樋口新葉(東京・日本橋女学館高)や繰り上がり出場の宮原知子(関大)にも優勝のチャンスがある。表彰台に乗ることができれば、来年2月の平昌(ピョンチャン)五輪の代表争いへ絶好のアピールになる。

 左股関節の疲労骨折から復帰した宮原は公式練習で3回転の連続ジャンプを決めるなど、スケートアメリカを制した勢いをキープしている。「せっかくのチャンス。スケートアメリカよりも一段階ステップアップできればいい」。初出場の樋口はショートプログラムの曲をかけた練習でほぼノーミスの演技を披露。「大きなミスなく、(合計)210点を超えられるように、表彰台を目指していきたい」と意気込んだ。(野田枝里子)