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負動産時代

 土地の名義人が亡くなった後、相続人が相続登記をしないまま長年放置される土地が少なくない。子や孫の代になると相続人が増えていき、いずれ売ることも、だれかが相続することもできない「塩漬け」の土地になりがちだ。登記を促そうと政府も対策に乗り出しているが、解決への道のりは遠そうだ。

 「カスみたいな土地。相続登記するメリットがない」

 宮城県角田市の男性(55)は、広島県三原市にある山林など計76平方メートルの土地を持て余している。2年前に亡くなった親族が持っていた土地で、男性は法定相続人の1人だ。だが、その土地は1908(明治41)年に登記されたまま放置されている。

 仮に相続人全員の同意を得たとして、男性が相続登記しようとすれば、登録免許税や司法書士への手数料など少なくとも5万円程度はかかるとみられる。見に行ったことすらなく、利用価値を感じない土地の登記に、それほどのお金をかける気にはなれないという。

 三原市内には男性の母親が暮らしている実家もあるが、名義人は11年前に亡くなった父親のまま。いずれ男性と弟の2人が相続するが、「誰も持ちたいと思っておらず、将来は押し付け合いになりそうだ」と、今から気をもむ。

 相続登記されず、長年、亡くな…

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