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 人気漫画「ワンピース」の発売前の画像データをウェブサイトで公開していたとして、著作権法違反の罪に問われた秋田市のウェブデザイナー堀田井(ほったい)良史被告(32)の判決が8日、秋田地裁であった。三浦隆昭裁判長は懲役1年6カ月執行猶予3年、罰金50万円(求刑懲役1年6カ月、罰金50万円)を言い渡した。

 判決は、堀田井被告は昨年7月以降、発売前の漫画を公開する「ネタバレサイト」からワンピースなどの画像を自身のサイトに転載し、不特定多数に閲覧させて、集英社や作者の尾田栄一郎さんらの著作権を侵害したと認めた。裁判長は「自己中心的な動機で、著作権者などの被った損害も大きい」と指摘した。

 堀田井被告は2014年5月から複数の作品で同様の転載を繰り返し、今年7月までに少なくとも3億円余の広告収入を得たという。公判で「最初は興味本位だったが、広告収入が入るようになりお金に目がいってしまった」と認めた。(神野勇人)