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 3案に絞られた東京五輪・パラリンピックの公式マスコットの最終候補について、辛口のファッションチェックでおなじみのデザイナーのドン小西さん(67)に感想を聞いた。

 まず、「一般公募で2千件を超える作品が集まったというわりには、プロが考えつかないような意外性や自由な発想のものがなく、どれも似通っている。もう少し審査員の発想の枠を超えるようなバリエーションに富む作品がそろっていたはず」と、この3作品を最終候補に残した大会組織委のマスコット審査会のセンスをちくり。

 その上で「イはどう見ても赤塚不二夫のアニメキャラ。そこに炎や雲を後付けしただけでイケてない。ウもどこかで見たことがある。キツネやタヌキをキャラにしようとすると、だいたい似通ったものになってしまう。国際的な祭典に、紅白だとか水引だとか日本の昔話のような概念を世界に押しつけても共感されない」とばっさりと斬った。

 「一番マシなのはアかな。そんなにレベルが高いわけじゃないけど、市松模様をちりばめ、形にはなっている。3案の中では完成度が高く、どの国や人種にも受け入れられやすいと思う」と話した。