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 トランプ米大統領の側近のバノン前大統領首席戦略官は6日、ワシントンで、自民党の河井克行・党総裁外交特別補佐と会談した。バノン氏は、北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長について「合理的で計算高い。レッドライン(越えてはならない一線)を越えるようなことはしない」と語った。

 河井氏とバノン氏は約2時間半にわたり意見交換。河井氏は会談後の記者会見で、バノン氏は「(北朝鮮に対する)米国の軍事的な動きについて、予想される犠牲が大きいことから、慎重な姿勢を見せていた」と説明した。

 トランプ氏が、イスラエルの首都をエルサレムと公式に宣言したことについては、バノン氏は「選挙公約を誠実に履行していく。米国にとって大事な同盟国イスラエルの国益にかなうものだ」と語ったという。

 また、首席戦略官を更迭され、ホワイトハウスを離れた後も、バノン氏はトランプ氏と「2日に1度電話している」(河井氏)という。

 一方、河井氏は米下院軍事委のロジャース戦略戦力小委員長とも会談。日本が長距離巡航ミサイルの導入を検討していることについて、ロジャース氏が「日米のミサイル防衛協力をいっそう進めていくべきだ」と歓迎の意向を示したことも明らかにした。(ワシントン=土佐茂生)