[PR]

 小売業の世界最大手、米ウォルマート・ストアーズは6日、来年2月から社名を「ウォルマート」に改めると発表した。「店舗」を意味する「ストアーズ」を社名から外すことで、オンライン販売へのシフトをさらに進める。

 ネット通販の最大手、米アマゾンの攻勢で、実店舗を抱える米小売業は軒並み業績不振に陥っている。大量仕入れで「毎日安値」を実現し、小売業を変革したウォルマートも、ネット通販の新興企業「ジェット・ドットコム」を2016年に買収するなどネット重視にかじを切っていた。

 社名変更は株式上場した1970年以来、ほぼ半世紀ぶり。ダグラス・マクミロン最高経営責任者(CEO)は「顧客が好きなように買い物できる、という考え方に合う社名を持つのが最善だと感じた」と述べた。

 米主要企業ではアップルが07年、スマホの先駆けとなる初代iPhone(アイフォーン)の発表を機に、旧社名「アップルコンピュータ」から「コンピュータ」を外した。グーグルも15年、ネット検索中心から自動運転などにビジネスを広げるタイミングで、持ち株会社「アルファベット」をつくっている。(ニューヨーク=江渕崇)

こんなニュースも