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 県総合農業試験場(現県総合農業技術センター)がクリスマス用に開発した「クリスマスエリカ」が北杜市明野町の坂爪成夫さん(73)の温室で育ち、7日、県内や都内に初出荷された。県内で栽培するのは市内の3軒のみ。クリスマスまでに計2千鉢の出荷を計画している。

 「スズランエリカのクリスマスツリー仕立ておよびその栽培法」として県が2006年に特許を取得、12年からは「富士の国やまなしの逸品農産物」として出荷されている。この日は樹形や、幹、枝が折れていないか、先端がきれいな円錐(えんすい)形かなど「逸品農産物」の基準に沿ってJA梨北の担当者がチェックし、約200鉢を出荷した。

 坂爪さんによると、秋の長雨の影響で日照時間が短く、気温が低かったため、例年より1週間程度、出荷が遅れたという。「つぼみはいっぱいある。玄関先など気温変化の少ない所で水の管理をきちんとすれば、長く楽しめます」と話す。JA全農やまなしによると、4号鉢で小売りでは2千~3千円程度と見込む。