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 スペイン・カタルーニャ自治州の独立を支持する人たちが7日、ブリュッセルの欧州連合(EU)本部近くに集まり、大規模なデモを行った。地元警察によると、4万5千人が参加。独立を認めないEUの姿勢や、前州幹部の身柄を拘束したスペインの司法当局の対応を批判した。

 デモは独立派のカタルーニャ市民団体が主催、欧州委員会や欧州理事会などEUの主要機関の周辺を約3時間にわたって行進し、「ヨーロッパは目を覚ませ」「スペインは民主国家ではない」などと訴えた。独立運動を巡りスペイン当局に反乱罪などの容疑がかけられ、ブリュッセルに逃れているプッチダモン前州首相も参加し、EUに姿勢を改めるよう求めた。

 スペインから車やバスで来た人も多く、ブリュッセル市内ではあちこちでスペインナンバーの車がみられた。カタルーニャに住むカルラスさん(29)は「これはスペインだけの問題ではない。民主主義の問題だ」と話した。

 EUは、カタルーニャの独立問題について「内政問題で、憲法に従って対処されるべきもの」との立場。独立を問う住民投票が違法だとするスペイン政府を支持している。(ブリュッセル=津阪直樹)