[PR]

 財務省が8日発表した10月の国際収支(速報)で、貿易や投資による日本と外国のお金の出入りを示す「経常収支」は2兆1764億円の黒字だった。前年同月より6298億円増え、10月としては過去最大の黒字幅になった。黒字は3年4カ月連続。

 海外子会社や投資先からの配当金などによる「第1次所得収支」が、前年同月比4656億円増の1兆9405億円と牽引(けんいん)した。

 サービス関連のお金の出入りを示す「サービス収支」も、赤字幅が前年同月から2935億円減と大幅に縮小し、334億円の赤字にとどまった。知的財産や旅行に関わる収支の黒字が拡大したことが影響した。

 一方で、モノの出入りを示す貿易収支は1357億円減の4302億円と黒字幅が縮小。資源価格の持ち直しを受けてエネルギー関連の輸入額が増え、全体の輸入は18・5%増の6兆1433億円に。輸出は14・3%増の6兆5735億円だった。(栗林史子)

こんなニュースも