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 JR博多駅前の地下鉄工事現場で昨年11月に起きた道路陥没事故で、福岡市営地下鉄七隈線の天神南―博多(1・4キロ)の開業は2年遅れ、2022年度中となる見通しとなった。総事業費も、追加工事と物価上昇などで約137億円増え、計約587億円まで膨らむ見込み。

 関係者への取材でわかった。陥没現場の地下では、昨年11月8日の事故から1年以上にわたってトンネル掘削工事が中断している。

 市交通局は今年6月から現場で地質調査を重ね、地盤工学の研究者らでつくる市の技術専門委員会が工事の再開方法を検討。11月7日の会合で、まず地中に高圧のセメント剤を噴射して人工的に硬い岩盤層を築き、その後、事故前と同じ工法で掘削する方法を決めた。

 これを受け、改めて事業費を試…

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