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 ◆千葉大チーム優勝

 テーマに沿った新しい商品やサービスのアイデアを競い合う、大学生のためのブランドデザインコンテスト「BranCo!(ブランコ)」(東大教養学部・博報堂ブランドデザイン主催、朝日新聞社後援)が18日、目黒区の東大駒場キャンパスであった。

 大学・大学院生3~6人がチームを組み、調査や分析、議論を通じて企画を練り上げるもので、5回目。全国72大学から166チーム計716人が参加した。

 テーマは「平和」。この日は2次予選のあと5チームによる決勝があった。各チームは平和の意味や状態を考えながら、アンケートやネット検索のデータを駆使してコンセプトを考えた。ルールの下での争いは平和を生むとして共働き夫婦での家事分担をカードゲームで決めるアイデアや、小学校に外国の学校とテレビ電話でつながったディスプレーを設置し、子どものころから異文化に接することで差別や偏見をなくすといった提案が発表された。

 優勝したのは、けんかした小学校低学年の児童に仲直りを促す案を披露した千葉大工学部2年生によるチーム「atoi(あとい)」。先生がけんかした双方から話を聞いた後、紙で作った「ナカナオリング」を腕に付けて仲直りする時間を指す針を書き込む。争いをなくすのではなく、自らの過ちを認めて仲直りできる「質の良いけんか」を身につけることを提案した。代表の伊集千夏さん(20)は「みんなが納得するまで話し合って作った企画。昨年は予選で敗退したが、同じメンバーでリベンジできて良かった」と話した。

 (山田知英)