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 ▽道の駅「みなみやましろ村」

 南山城村の国道163号沿いで4月に開業した道の駅「お茶の京都 みなみやましろ村」が、順調な滑り出しを見せている。買い物客数の目標は「3年後で年間12万人」としていたが、開業から52営業日目の今月7日に10万人を達成。売り上げもすでに1億円を超え、運営会社は経済効果に期待を寄せている。

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 道の駅は4月15日開業。同23日の日曜日には駐車場の空きを待つ車両で国道が最大6キロにわたり渋滞した。府内のほか大阪、奈良から来る車が多いという。

 買い物客数は、野菜や特産品などの売り上げを計算するレジでカウントしている。データによると、ゴールデンウィーク期間中、客数が村の人口(約2850人)を超えた日が5日間あり、最多は5月5日の3731人だった。10万人目は大阪府交野市の山下ノブエさん(67)で、夫の昭博さん(72)と新茶などの記念品を受け取った。

 運営する第三セクター「南山城」によると、村特産のお茶の売れ行きがよく、お茶を原料にした菓子などのオリジナル商品も人気がある。なかでも、濃厚な味が特徴の抹茶ソフトクリーム(税込み400円)は1日あたり1千個以上売れるヒット商品という。

 売り上げ目標は年間3億円としていたが、2カ月足らずで1億円を超えたことで、同社の森本健次社長(50)は「近隣市町が商品の品ぞろえなどで応援してくれているのが大きい。経済効果はあると思う」。従業員も当初の見込みより15人ほど多い40人(うちパート25人)で、村の雇用の場にもなっている。

 村は夏休みごろまでに100台分の駐車場を増設する予定で、完成すれば計約200台が収容できる。手仲圓容(かず・よし)村長は「このにぎわいが続くよう、地道にやるしかない」と運営を見守っている。