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 米軍の海兵隊は何のために沖縄にいるのか――。そうした問題を追いかけたドキュメンタリー映画3本が、シアターセブン(大阪市淀川区)で上映されている。7月7日まで。

 「This is a 海兵隊」(2017年、57分)は、日本を守るためという「定説」を、元米兵の証言や専門家の分析で次々と覆していく。

 

 キャンプ・フォスター(沖縄本島中部)にいたジェフ・パターソンさんは「沖縄を守るための訓練は一つもなかった」と語る。沖縄での訓練後にイラクへ派遣されたハナン・スアレスディアスさんは「戦場には女性も子どももいる。そんな所にいるのが悪いと正当化する」。

 

 終盤、沖縄国際大学教授の前泊博盛さんが米軍内でもレイプが多発していることを紹介。「おそらく日本人のほとんどはそういうことを知っているのかもしれない。だからこそ自分のところに置きたくない」

 

 他の2本は、豊かな森をつぶして発着場を造った輸送機の問題を追う「This is a オスプレイ」(17年、60分)と、海兵隊の新兵訓練を撮った「ONE SHOT ONE KILL(一撃必殺)」(11年、68分)。

 3作品の監督・プロデューサー、影山あさ子さん(53)は「あわせて見ることで、安倍政権の『戦争できる国づくり』が見えてくる。どう向き合っていくのかは沖縄だけの問題ではない」と話している。

 「海兵隊」「ONE SHOT」の2本立ては1500円、シニア1100円、「オスプレイ」は一律1千円。上映時間の問い合わせはシアターセブン(06・4862・7733)へ。