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 ◆故植村さんへの思い語る

 植村冒険館(東京都板橋区)の設立25周年を記念して、作家の夢枕獏さんによる講演会「生きることは冒険だ」が20日午後6時~7時45分、板橋区立文化会館大ホールで開かれる。入場無料で定員1200人。同館は参加者を募っている。

 夢枕獏さんは、冒険や登山の分野に詳しく、エベレスト南西壁の単独登山に執念を燃やす男の生き様を描いた「神々の山嶺(いただき)」を出版。自身も、エベレストのベースキャンプ(約5300メートル)を訪れている。講演会では極地や高峰といった極限の世界で冒険を続けた植村さんへの思いを語る。

 植村冒険館は、世界的な冒険家として知られた故植村直己さんの冒険精神を後世に伝えるため、1992年、植村さんゆかりの板橋区に設立された。植村さんの家族からテントやザックなど約1500点を寄贈された。年4回ほど、企画展を開いている。

 70年、植村さんは日本人初のエベレスト登頂に成功。前年から暮らし始めた板橋区の3畳一間のアパートから、エベレストのほか、北極圏1万2千キロ走破や北極点単独到達などの冒険へ旅立った。

 講演会のはがきやファクスでの申し込み締め切りは16日。17日以降は、同館(03・3969・7421)へ直接申し込む。

 (近藤幸夫)