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 歴史に埋もれかけたつらい記憶に、私たちは苦しくても向き合うべきなのか。それともいっそ忘れたほうがいいのか。「個人にとっても社会にとっても重大な問題だ」。日本生まれの英国人作家、カズオ・イシグロさん(60)が来日し、歴史と記憶について語った。

 ■時に暴力へ「社会の重大な問題」

 イシグロさんは「記憶」にかかわる小説を書き続けてきた作家だ。

 長崎生まれ。海洋学者だった父の仕事の都合で、5歳で英国に渡った。「作家になったのは、自分の記憶の中の日本を、消える前に書いて保存するためだった」と言う。

 だから最初の二つの長編は、日本を舞台に書いた。イギリス文学最高の賞とされるブッカー賞を受賞した『日の名残(なご)り』(1989年)も、古き良き英国の「記憶」をたどる老執事の物語だった。

 そんな「記憶」との向き合い方…

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