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 東日本大震災による液状化が最もひどかった千葉県浦安市は、5年近くたった今も被害に悩む。住宅地の地盤改良工事は自己負担が大きく住民の合意が思うように進んでいない。埋め立て地が抱える地震のリスクにどう備えるか。住民の手探りは続く。▼1面参照

 ■埋め立て地、被害が集中

 東京駅から電車で20分足らず。東京湾に面した千葉県浦安市。新浦安駅から徒歩25分の住宅街には、約450戸の戸建てが整然と並ぶ。アサリ漁やノリ養殖のさかんなまちだったが、高度成長期以降の埋め立てで市域が4倍に広がった。都市計画に沿いマンションや戸建て、公園、街路樹を配した現代的な街になった。

 2011年3月11日、震度5強の揺れが襲った。道路が波打ち亀裂が入り、砂混じりの水が噴き上がった。「これが液状化か」。家にいた元会社員男性(76)は衝撃を受けた。泥水は3時間ほどあふれ、一帯の庭や車を埋め尽くした。

 住民総出でスコップで泥を道路脇にかき寄せた。男性の自宅塀にも1メートル近く積み上がった。家は傾き、下水道管が破損して便所や風呂も使えない。そんな生活が約1カ月続いた。

 市によると、液状化は市の8割超の約1455ヘク…

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