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 <Q>岡村英作さん(徳島県 18歳 大学1年)

 実家のある山口市で投票するつもりですが、大学に通うため住んでいる徳島は参院選で選挙区が高知と合区されました。一票の格差は少なくなっても、地方の国会議員が減り、地方と都市の格差は広がるはず。合区って、憲法違反ではないのですか。

     ◇

 <A>南野森さん(九州大教授)

 最高裁判所は、憲法で約束されている「法の下の平等」を徹底するため、一票の価値も平等にしなければならないと言っています。今回の合区で徳島、高知両県の有権者を合わせて山口県と同程度の選挙区を作ったことになります。

 地方の声が国会に届きにくくなるのではないか、という心配はわかります。けれども憲法には国会議員は「全国民の代表」と書いてあります。都道府県や地域の代表であってはならない、という意味でもあります。国会議員の数が都会に偏っても、憲法の建前だけからいうと問題ないのです。

 ただ現実には、建前通りにいかないところもあります。この問題に対する解決策として合区が良いのか。実は私自身、まだよくわからないところもあります。

 (憲法学。元AKB48内山奈月さんとの共著「憲法主義」が話題)

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