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 熊本地震でも問題になった車中泊のエコノミークラス症候群による死亡例は、2004年の新潟県中越地震で広く知られるようになった。▼1面参照

 新潟大医学部の榛沢(はんざわ)和彦講師の調査によると、中越地震の発生から2週間以内に、少なくとも6人が死亡する原因となった。

 新潟県はその後、災害時のエコノミークラス症候群の検診と治療のガイドラインを県医師会と作成。07年の新潟県中越沖地震では、予防を呼びかけるチラシ2万枚を車中泊の被災者に配った。医師らが41カ所の避難所で982人の被災者を検診したところ、数%の人から血栓などが見つかったが、犠牲者は出なかったという。山崎理・県福祉保健部副部長は「中越地震の教訓から真っ先に対策に取り組んだ」と振り返る。

 中越地震から対策に取り組む新潟大の榛沢講師は「予防効果がある弾性ストッキングを在庫に持つ店舗などと協定を結び、災害時に避難者に配布することも必要」と話す。

 11年3月の東日本大震災の津波で甚大な被害を受けた宮城県石巻市。石巻赤十字病院の植田信策・呼吸器外科部長は血栓によるリスクは長く続くと指摘する。

 今年5月の健診では、仮設住宅の入居者1…

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