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 ■長考7時間、名手「▲6二歩」で花開く

 ――1969年、十段戦七番勝負で大山康晴十段を破り、初タイトルを獲得しました。29歳の時でした。

 大山先生とタイトル戦で戦ったのは、これが6回目。タイトルを取って、棋士として生涯やっていける自信がつきました。

 ――それまでのタイトル戦とは、何か違いま…

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