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 学術や芸術などで傑出した業績をあげた個人や団体に贈る2016年度朝日賞、社会貢献をたたえる朝日賞特別賞、優れた散文作品に贈る第43回大佛(おさらぎ)次郎賞、政治・経済・社会などで秀でた論考が対象の第16回大佛次郎論壇賞、スポーツで優れた成果をあげた個人や団体を表彰する16年度朝日スポーツ賞の合同贈呈式と祝賀パーティーが30日、東京都千代田区の帝国ホテルで開かれた。

 朝日賞を受けた3人と1団体に正賞のブロンズ像と500万円、特別賞の1団体にブロンズ像と200万円、大佛賞と論壇賞の2人に賞牌(しょうはい)と200万円、スポーツ賞の1人と1団体には、レリーフと200万円がそれぞれ贈られた。

 朝日賞を受けた美術史家の辻惟雄さんは「ゲテモノ好きの私(の受賞)を同じ賞をもらった師も喜んでくれているはず」、数学者の中島啓さんは、トランプ米大統領の排外政策に触れ、「(研究にも)人と人との交流が大切」と述べた。漫画家の萩尾望都さん、113番元素研究グループ、特別賞の日本原水爆被害者団体協議会の代表者らも受賞の喜びを語った。

 スポーツ賞に輝いたレスリング女子、五輪4連覇の伊調馨選手は「スポーツ選手は多くを語らず、結果で示す世界。今後もスポーツの普及につとめたい」と話した。(江戸川夏樹、佐藤剛志、写真は堀英治)

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